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2016.06.10

医療ニュース

2016年中国西湖論壇

「国際眼視光臨床前線技術と管理」会議が中国の杭州で開催

2016年6月6日は、第21回目となる「全国愛眼日」で、テーマは「目の保護は、幼少時から」である。 「愛眼日」に「青少年近視予防と制御」をテーマにしたのは5回目である。

 

2015年6月に浙江大学医学院付属第二医院眼科中心が(以下、“浙二眼科中心”と略す)杭州で「青少年近視臨床予防と制御」2015西湖論壇の開催を成功させてから「国際眼視光臨床前線技術と管理」及び浙二眼科中心成立20周年を迎えて開催された「2016年中国西湖論壇」は、ちょうど「愛眼日」を迎えての開催だった。

 

今回の西湖論壇は、浙二眼科中心が主催し、国内外で約400名の眼科、検眼領域の専門家、専門従事者と管理者たちを迎え、近視流行病学と予防制御を基本テーマとした交流討論を行った。

 

浙二眼科中心の姚克主任教授が本大会の座長を務め、眼科中心視光部の倪海龍主任が司会を務めた。

 

午前、近視流行病学と遺伝性病学研究領域で世界的に著名なSeang Mei SAW(蘇祥美)教授等シンガポール国立眼科中心、アメリカIllinois College of Optometry、日本等からの専門家及び中国国内の専門家達が、近視流行病学と臨床予防と制御、角膜矯正と近視の制御、特殊角膜接触レンズの臨床応用等の研究テーマをもって討論を行った。 午後のセミナーでは、中華医学会眼科学分会の眼視光学副組長である楊智寛教授等専門家達が、「視光中心の建設と発展、管理」等のテーマをもって討論を行った。

 

2016年西湖論壇が成功裏に開催されたことは、各界の検眼同業者達と大会の協賛企業である「上海エシロール社」、「大連板橋医療(メニコン)器械有限公司」、「AUTEK CHINA INC社」のご支援とご協力が不可欠であった。 又、本大会は、浙江日報、浙江経視(テレビ局)、銭江夕刊等メディアの現場でのインタビューと報道のご協力を得た。

 

本大会を通じて、検眼同業者らの更なる交流と連携を深め、青少年近視臨床予防制御と、RGP、オルソーK等コンタクトレンズの安全且つ有効なフィッティング技術の発展、そして検眼の前線での技術と視光中心の規範発展を促進出来ることと確信する。

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