2025.10.28
鮮魚情報
土用の丑の日 ウナギ
暑い日々が続いていますが、夏バテ防止に、ウナギの蒲焼きを食べて、精をつけたくなりますね。
ウナギは、ビタミンAやB1、コラーゲンなど栄養満点です。
もともと、日本では土用の丑の日にウナギを食べる習慣があります。これは、諸説ありますが、NHK大河ドラマ『べらぼう』に登場した平賀源内先生が発案されたと言われています。
平賀源内より以前の江戸時代は「くりから串」といい、うなぎを串に巻き付けて食べていましたが、
うなぎ屋が平賀源内に「夏場はうなぎが売れなくて困る」と相談したところ、「土用の丑の日はうなぎの日」と店頭に張り紙をして宣伝するように提案されたとのことです。
天然ウナギは、秋から冬が一番おいしいと言われていますので、この時代から、夏場にもウナギを食べるようになったようですね。現在は養殖ウナギの開発が進み、臭みもないことから養殖ウナギの流通量が増えています。
近年ではうなぎを海外にも広めるべく、日本の食文化である「土用の丑の日」に合わせて冷凍の蒲焼うなぎを輸出しています。
ちなみにウナギは生では食べません。
ウナギの血には、イクチオヘモトキシという毒が含まれているからです。
ウナギは、蒲焼きや白焼きなど調理をして、味わいたいですね。

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