2026.06.02
食品ニュース
事務スタッフのお仕事に密着― 鮮魚空輸を支える舞台裏
弊社板橋貿易株式会社は日本の水産品・鮮魚に特化した貿易商社として、アジア・北米を中心に輸出を行っています。社内では国別担当制を採用し、現在9名の事務スタッフがそれぞれの地域を専任で担当しています。輸出先ごとの規制や表示要件、商習慣を熟知した担当者が一貫して対応することで、安定した取引を支えています。
本当は「事務の一日」をご紹介したいところですが、実際の業務は案件ごとにさまざま。
2週間前から準備を進める出荷もあれば、当日受注・翌日空輸というスピード対応の案件もあります。
各向け地の空輸出荷は週に1~2回。さらにコンテナ出荷や国内向け業務も並行して進みます。複数の案件が同時に動く中でも、業務が滞ることはありません。その裏側には、綿密に組まれたスケジュールと事前準備があります。
空輸の場合、受注の締め切りは各輸出先の国ごとに違いますが、商品手配、必要書類の確認、輸出条件の最終確認を行い、出荷前日には豊洲市場で梱包を行う現場向けの指示書(「箱割」といいます)を作成します。箱番号ごとに内容を明確にし、現場ではその指示に沿って正確に梱包作業が進められます。

輸出先や輸入者ごとに仕様が異なるため、外箱ラベルの表示内容や日付の更新も欠かせません。各国の要件に適合しているかを確認し、最終チェックを経て出荷準備が整います。
出荷当日は、輸出申告に必要なインボイスやパッキングリストを作成します。現場から実際の商品重量や尾数、仕入先からの請求単価などの情報を確認しながら書類を作成するため、正確さとスピードの両方が求められます。
作成した書類は、通関業者や輸入者へ決められた時間内に提出する必要があるため、出荷日はいつも少し緊張感を持って業務に取り組んでいます。忙しくしていると、時間があっという間に過ぎてしまいます。
出荷が完了しても業務は終わりません。数量や売上を集計・分析し、次回出荷へとつなげます。事務部門も数字を意識し、営業部門と連携しながら継続的な取引拡大を目指しています。
新商品を輸出する際には、さらに慎重な確認が求められます。まず仕入先から原材料や加工情報を収集し、輸出先での輸入可否を確認します。その上で、必要な証明書や海外向けラベルの準備を進め、出荷日までに万全の体制を整えます。国ごとに異なる規制にも柔軟に対応しています。
また、当社専用の受発注システムを活用しており、お客様はスマートフォンからも簡単に注文が可能です。新商品もこのシステムに登録し、受発注の流れをスムーズに管理しています。
海外のお客様とは、それぞれが使い慣れた各種コミュニケーションツールを使用して連絡を取り合っています。追加注文や仕様変更にも迅速に対応し、時差を越えた円滑なコミュニケーションを維持しています。
こうした日々の積み重ねが、安定供給と信頼関係を築いています。
日本の食品、水産品を安全に、確実に、そして誇りをもって世界へ届けるために。当社はこれからも、現場と世界をつなぐ確かなオペレーションを磨き続けてまいります。
【お問い合わせ窓口】
板橋貿易株式会社
食品部
TEL :+81-3-3248-1016(平日 10:00~17:00(+GMT8:00))
FAX :+81-3-3248-1008
E-MAIL: shokuhin@itabashi-trading.com



